リスが植物の種子を食べることは有名ですよね。
ではリスはどんぐりを食べるのか、またその中にいる虫を食べてしまっても大丈夫なのか調べました。
リスの食性
リスは雑食性で種子や植物の葉っぱや花、果実、時には動物性蛋白質として虫を食べることもあります。
飼育下でもペレットをはじめ果物や野菜、種子類やミルワームなど食べます。
中には、食べてはいけないものもあるので注意が必要です。
リスはどんぐりが好き？
野生のリスの場合はどんぐりが主に食べられています。
秋になると落ちてくるどんぐりはリスたちにとっては手軽に食べれる食料なのですね。
人間からしたらあまりおいしくないと思うどんぐりでもリスたちからしたら高カロリーで冬を越すのにはいいのかもしれません。
飼育下でも、どんぐりを与えたら喜んで食べる個体がいるみたいなのでリスにっとったら美味しいのかもしれません。
どんぐりの中の虫
どんぐりには虫がわいていることがあります。
主にゾウムシと呼ばれる虫の仲間です。
そのゾウムシの中でもどんぐりに住みついてるのが多いのがハイイロチョッキリと呼ばれる虫です。
白色でウネウネ動く虫ですが、リスが食べても大丈夫なのか？というと基本的に雑食なので食べても大丈夫です。
むしろ、どんぐりの落ちる秋は冬越しをするために栄養を蓄えないといけないので動物性の蛋白質をとるのにはちょうどいいと思います。
人間にとっては少し嫌などんぐりからの虫ですがリスにっとってはいい食料になります。
まとめ
野生下では主に食べられているどんぐりですが、もちろん飼育下でも与えることは可能です。
農薬などかかっていない綺麗なものを与えてください。
また、どんぐりの中に住むゾウムシも食べることが出来ます。
喜ぶかどうかは、個体差によると思いますが一度あげてみるのもよいかと思います。
しかし、ピーナッツやヒマワリの種同様に与えすぎには注意が必要です。
肥満のもとにもなります。
また、リスは食料をためる習性があるのでどんぐりを溜めすぎてしまうこともあります。
そうなってしまった場合、どんぐりの中から大量に虫が出ていても分からないし、どんぐりが腐ってしまっても困ります。
なので、適度な量を与えるようにしましょう。
どんぐりをむく作業が野性の本能を満たしてくれるのでストレスの解消にもつながります。
どんぐりを保存するときは、虫がわくのは良くないため一度茹でてから天日干しをして乾かし、冷凍庫で保存するのが良いでしょう。
