リスは犬や猫に比べて、鳴き声をあげることがあまりありません。

あったとしても、体も小さなリスですので、家の中での鳴き声が外に漏れるほど大きな声で鳴くことはありません。

しかし、小さな体だからこそ出る独特な音は人間や同じリスの仲間や他の動物の耳にもよく響きます。

リスの鳴き声をよく聞きわけることによって、リスとよりよい関係を築きましょう。

リス 飼育

リスの発情期とは?発情期の鳴き声は?

リスの発情期は春です

4~5月にかけて、メスもオスも発情期独特の鳴き声をあげます。

「ホロッ、ホロッ」「ホロ、ホロ」という鳴き声です。

発情期は年に一度なので、この鳴き声が聞こえ始めると、発情期だということが飼い主にもすぐに判ることが出来るでしょう。

頬を膨らませて鳴き声をあげるので珍しい光景として見えるでしょう。

また、発情期は食欲が低下して痩せてしまったり、毛並みが悪くなることもあります。

少し心配になってしまうかもしれませんが、発情期ということで優しく見守ってあげましょう。

リスが威嚇する時の鳴き声は?

リスは発情期になると同時に威嚇してくることがあります。

「ゴゴゴゴゴゴ」「グルルルルル」と低い鳴き声をあげて周囲を威嚇します。

鳴き声は人によって聞こえ方が異なりますが、発情期のメスを呼ぶ「ホロッ、ホロッ」「ホロ、ホロ」とは明らかに違いますので、発情の鳴き声なのか威嚇の鳴き声なのかはすぐに判ることが出来るでしょう。

特に威嚇しているリスはとても凶暴です。

無理に構わないようにして、そっと見守ってあげましょう。

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リスの凶暴化する時期とは?

リスは発情期とは別に、凶暴化する時期があります。

それはです。

秋になると凶暴化する理由は正しくは解明されていません。

冬の餌が不足する時のために他のリスや他の動物との餌の取り合いを防ぐための行動だという説が有力です。

発情期に威嚇する時の鳴き声と同様の低い鳴き声をあげます。

威嚇して凶暴化したリスは専門用語で「噛みリス」「タイガー」と呼ばれるほどです。

凶暴化したリスは、噛みつかれることで感染症にもなりかねません。

まとめ

リスは発情期に威嚇を伴うこともあり、それとは別に凶暴化して威嚇をする時期もあります。

リスは季節を敏感に感じ取る生き物であることが判りましたね。

リスの年間を通しての特徴と、鳴き声を聞き分けることでリスとの安心・安全な良好な関係が築けるといいですね。

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