オスとメスのリスをペットとして飼っている場合に発情期に繁殖活動を行う可能性があります。

その後、メスのリスは妊娠して子どもを産みますが、ペットのリスが妊娠した時に飼う際の注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。

ペットのリスが妊娠した時の飼い方などについてお話ししていきましょう。

リス 飼育

メスのリスが妊娠した際の様子

妊娠中のメスのリスは「攻撃的」「神経質」になります。

まず、オスとは別々のゲージで生活させるようにしましょう

妊娠中のメスがオスを攻撃する可能性があるからです。

また妊娠中には栄養分が必要になりますので十分に餌を与えるようにします。

普段より高たんぱくな物、高カルシウムなものを与えるとより良いです。

水分に関しても、妊娠中は水分を多く欲する事がありますので、給水器の水を切らさないようにしましょう。

気が立っている事が多くなりますので、長い時間ゲージを触られる事さえもかなり嫌がりますので、なるべく水の給水やゲージの掃除は早めに済ませるようにします。

飼い主に慣れているリスでも攻撃する場合もありますので、なるべく飼い主もストレスを与えることなく、静かに過ごさせる事が重要です。

妊娠期間について

妊娠期間はおよそ30日程度になります。

出産が近くなると、落ち着きがなくなり、巣箱にこもる事が増えると出産になります。

妊娠期間には特にストレスを与えないようにしましょう。

ストレスによって親リスが子リスを「育児放棄」する事もあるからです。

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リスの出産

親リスは一度の妊娠で3~6匹の子リスを出産します。

その重さは約3~4gととても小さいです。

子リスは母乳から栄養をもらいますので、親リスの為の十分な餌と飲み水を飼い主は準備しましょう。

まとめ

ペットのリスが妊娠した場合には、食べ物や飲み水などに気を付けて最低限のお世話をするようにしましょう。

ストレスを与えない事が重要です。

繁殖して生まれた子リスはとても可愛いですが、近年では飼えなくなって外に放してしまう方もいます。

ペットを責任もって飼う事の心構えを、飼い主はきちんと持つことが大切です。

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