リスやムササビと聞き、思い浮かべるのは小さくて可愛らしいというイメージが強いと思います。

リスやムササビは基本木に巣を作り生活をしている動物です。

今回はリスとムササビについて、食痕(歯形)の違い、生態について調べてみました。

リスとムササビの生態について

リスはネズミ目リス科に属する動物の総称とされていて、ムササビはその中でリス亜科ムササビ属に属しています。

リスとムササビの大きな違いは見た目にありますよね?

ムササビは前足と後ろ足の間に膜があり滑空して木から木へと飛ぶ事が出来ます。

また、ムササビの長いしっぽは滑空時に舵の役割があります。

リスは主に極高圧帯と砂漠を除いてほぼすべての環境に生息しています。

またムササビは山地や平地の森林に生息しています。

リスは薄明薄暮性(明け方と夕方)であるのに対し、ムササビは夜行性です

食性に関してはリス、ムササビ共に木の実や種子、果実やキノコなどを食べ、とても似ています。

違うのが、樹上性リスは草食性が強いが雑食で、木の実などの他にも小動物も食べるようです。

また、ムササビは地上では採食しないのに対しリスは土に埋めたりして食物を貯蔵する性質があるようです。

また、ムササビは種子や果実が欠乏する季節は木の葉などを食べます。

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リスとムササビの食痕のちがい

リスは食物をかじりとるのに対してムササビは食物を擦切るように食べるようです。

例えば松ぼっくりなどでは、リスとムササビの食痕を見比べてみてもよく見分けがつきませんが、拡大してよく見るとリスがかじったものはかじりとった痕が残り、ムササビでは擦切って食べている為全体的につぶれたような食痕となっています。

まとめ

今回普段かわいいという感想ばかり出ている小動物ですが、こうして調べてみるとリスやムササビの生活リズムや食習慣などが分かって面白いですね。

近年ではリスをペットとして飼う方もいるようです。

一方ムササビは鳥獣保護法により狩猟、飼育共に禁止されているようです。

普段リスなどの小動物の捕食姿をみて癒されていますが、こうして調べることによって歯形のつき方など普段全く気にしない様な事も分かります。

動物に関して普段なかなか深く知ることはありませんがふと気になった時にこうして調べてみると案外面白いものだったりしますね。

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