農家の方など、タイワンリスなどにより売り物の作物などを荒らされて困っている方も多いのではないでしょうか?
今回は野生のリスを捕獲するにあたり注意すべきことを書いていきたいと思います。
罠を仕掛けるには免許か許可が必要
野生のリスを捕獲するにあたり、一番注意すべきところが罠の使用には狩猟免許を持っていて、猟期に捕獲するか、捕獲許可を取る必要があります。
それぞれ自治体によっても違う可能性があるため、お住いの自治体に問い合わせてみて下さい。
何も知らずに勝手に罠を仕掛けて勝手に捕獲してもいいというわけではありません。
きちんと下準備をして安全に捕獲に挑みましょう。
また、捕獲したリスを飼ってもいいのか?と思いますが、本来鳥獣を飼育する場合、登録許可が必要ですが狩猟鳥獣であるシマリスやタイワンリスは登録手続きが不要です。
しかし、狩猟者以外の飼育に関しては各都道府県の担当に聞いてみた方がよさそうです。
また二ホンリスは捕獲禁止となっています。
ですが見かけること自体が稀ですので見かけた際はそっとしておきましょう。
実際に捕獲する際に注意する事
タイワンリスなどの動物はもともと日本にはいない生物で、生態を研究中です。
どんな病気や寄生虫を持っているのか分かりませんので、必ずマスクやゴム手袋などを装着して身を守りましょう。
また鋭い爪や歯を持つ動物なため、生きている状態の生態に触らないようにしましょう。
さらに、捕獲対象以外の鳥獣が捕獲されたときには速やかに放してください。
水没処分を行う場合、感染症を防ぐためその水を拡散させないように十分注意しましょう。
使用後の罠や手袋などの道具は廃棄するか消毒を行ってください。
まとめ
リスだけではなくイノシシやシカなどによる被害が多くなってきていますね。
果実等は非常に狙われやすいため狙われた果実はすぐに収穫した方がよさそうです。
放置しておくとすべて食べられ、餌付けをしているのと変わらなくなってしますます。
また、檻に入ったまま放置すると猫やカラスなどに襲われ他の個体がそれを見て逃げ出してしまうため早めに安全な場所へ移動した方がよさそうです。
狩猟鳥獣を捕獲する際はしっかりと調べ、安全に行いましょう。
また、一番怖いのが人へうつる感染症なので捕獲者がまず感染しないためにもしっかりと装備を整えて捕獲に挑む必要があります。
ひっかき傷やかみ傷、ノミやダニ、シラミ等から伝染する場合もあるため十分に注意して行いましょう。