2012年6月20日の台風4号の影響により、井の頭自然文化園の飼育施設で飼育していたリス約30匹が逃げ出したニュースについて調べてみました。
4年も前の出来事ですが、調べてみると面白い内容だったので書いてみました。
台風によりリス約30匹が逃亡
6月20日、台風4号の影響により、東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育されていたリス約30匹が飼育施設の破損により逃げ出したが、同月28日に逃げ出したリスを捕獲したと発表されています。
ただ面白いことに、捕獲した数は38匹。
なぜか逃亡したリスの数を上回ってしまっています。
井の頭自然文化園は「正確なところは分からない」としているそうで、なかなかほのぼのとしたニュースですね!
まとめ
井の頭自然文化園は「期待を上回る数」と話していますが、明らかに野生のリスも含まれているのではないでしょうか?
野生のリスとなると病気などの心配もあるため出来るだけ早くに対処してほしいですね。
その後のことについては書かれていませんが、インターネット上では「野生のリスって結構いるもんだな」「予防接種しておいた方が良い」などの意見があるようです。
もし仮に野生のリスが混じっていたとして、共存飼育されていたリスとの共存は果たして可能なのでしょうか?
また、台風の影響で樹高約22メートルのアカマツの木が倒れ、リスの小径に倒れ掛かり鉄製のフレームがゆがみ、金網が破れた結果リスの逃亡が逃亡する結果になってしまったそうですが、けが人がいなかったようでよかったです。
この倒れた木の樹齢は120年、戦前から生きている木がこのような最期を迎えてしまい少し寂しい気もしますね。
また、同園、ヤマドリ舎周辺でも倒木の恐れがあるために6月20日伐採を行ったそうです。
リスの小径はリスの行動を間近で観察することができる施設で小動物が好きな方にとってはたまらない施設でしょう。
私は一度も井の頭自然文化園へ行ったことがないのですが、今後機会があればぜひじっくりと見てきたいと思います。
また、展示されていたリスは「二ホンリス」ということで捕獲された中に野生の二ホンリスが混じっていた場合、自然に返さなくてもいいのでしょうか?
二ホンリスは絶滅危惧種となっており、狩猟鳥獣からは除外されています。
その後の対応についても公開していただければ嬉しかったですね。