鎌倉って、日本を代表する観光地ですよね。

国内だけでなく海外からも観光客訪れておりその美しい街並みや鎌倉の大仏様を拝みに、年々来客が増えているのです。

海も山もあり美味しい食べ物も鎌倉ですから人気が途絶える事なさそうですよね。

こうみるととても潤っている地域だと感じられると思いますが、その反面で問題に上がることも多いと言います。そんな問題の一つとして環境や自然について、鎌倉もある事が課題となっているようです。

リス 触れる

鎌倉でリスを駆除している。その種類とは?

観光地としてとても有名な鎌倉ですが、その地域にはたくさんの動物たちが暮らしています。

空を飛ぶトンビやタカ、ハクビシン、イノシシ、アライグマなどを見かけることもあるでしょう。

そんな中で今一番個体数が多くなってしまい、その数の多さから駆除をせざるおえない動物もいるのです。

その動物は「リス」です。

リスの中でも特に鎌倉では「タイワンリス」が増殖しているのです。

タイワンリスの原産国はその名の通り台湾です。

体長は15~20センチメートルほどで尻尾は10~15センチメートル、そして体重は0.5~1.0キログラムほどです。

尻尾がとてもふさふさしているのと、全身がグレーなのが特徴です。

しかも耳が小さいので、一瞬リスなのか分からないくらいです。

食べ物は果実や木の実、椿の花と植物系を好みます

そんなタイワンリスですがなぜ鎌倉で野生化をして増殖しているのかと言うと、いろんな説がありますが鎌倉の別荘地や江ノ島植物園で飼われていた個体が逃げ出したと言われています。

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被害

人間や環境への被害は、果実を好んで食べることから果樹園の被害や、山林や庭木の樹皮をかじり樹木が枯れてしまう被害、住宅街では戸袋や建物までもかじり、その戸袋や住宅の屋根裏に木の枝などを持ち込み、巣作りをして出産をするという被害もあります。

そして電線にも簡単に登るので、かじったり引っ掻いたりして停電の被害も多々おきています。

電線や家屋の垂直な外壁にでも雨や天候の悪い時でも簡単に登ってしまうので、対処の術がないくらい様々な被害があるのです。

まとめ

このようにたくさんの被害があるのですが、結局駆除をしなければならない環境を作ってしまったのはリスのせいではなく、飼いリスを逃してしまったことが原因なのであれば、私たち人間の問題なのではないでしょうか?

これ以上人間とリスが窮屈に生活するのを避けるためには、可愛くても餌を与えないことや様々な動物を飼う際は、責任を持って飼育することを心がけましょう。

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