ペットショップ等で購入し家に連れて帰ってさあここが新しいおうちだよと箱から出したらガブっ!!とても痛いですよね?
犬と違ってリスにしつけは通用するのでしょうか?
でもかみつくのだけはやめてほしい!そう思うと思います。
今回はリスがどうしてかみつくのか、またそれの対策について書いていきたいと思います。
リスの性格
リスはとても臆病で警戒心の強い動物です。
今までいた場所から暗い箱 の中に入れられいきなり見知らぬ場所へ連れてこられれば警戒するのも無理はありません。
また、もともと野生のリスは人間に触れられるのが嫌いなんだということを頭において接するように心がけましょう。
犬や猫とは違い人間とのスキンシップが得意では無い動物ですので時間をかけて距離を縮めていくことが重要です。
かみつかないようにするには
ペットのリスが触ってもかみつかないようにするにはある程度の時間が必要になります。
ですので急に距離が縮まることはないため、ゆっくりと時間をかけて人間に慣れてもらう事をまずは目標にしましょう。
また、嫌がっているリスを無理やり追い回したり、捕まえたりすることはリスからしてものすごい恐怖体験でしょう。
リスの性格により全く手に乗らないリスもいればすぐに人間に馴染むリスもいます。
後者の場合はさほど苦労することはないのですが、前者の場合は人間にならす段階でも一苦労するでしょう。
ですので、飼い主がリスの性格をよく観察してそのリスに合ったスキンシップの取り方をしていくことを心がけましょう。
初めての接し方
自宅に連れてきたばかりのリスはとても神経質になり、気が張っているでしょう。
すぐに触りたい気持ちもわかりますが、まずは環境に慣れるまで数日はそっとしておいてあげましょう。
その後徐々に人間に慣れてもらうようにしましょう。
最初はゲージに近づくだけで逃げると思います。
しかし、エサを手で持ち、ゲージ越しでエサをあげることを続けていくと徐々にリスは安全だと理解し逃げなくなっていくようになるでしょう。
リスの名前を呼び、エサを手渡しするのを習慣づけるといいようです。
それに慣れてきたら次はゲージに手を直接入れてエサをあげてみて下さい。
この時に飼い主が恐る恐るしているとリスにも不安が伝わってしまいます。
堂々としていましょう。
この段階でリスを手の上に乗る練習をするのが効果的です。
ですが鷲掴みしないように注意しましょう。
こうして徐々に人間にならしていって手の上にも乗る様になってきたらゲージの外に出してみて下さい。
リスが脱走しないよう、そして危険なものがないか十分に注意してください。
こうしてスキンシップを取るうちにお互いの信頼関係が生まれ、かみつくことはなくなると思います。
まとめ
リスがかみつく理由、それはつまり恐怖からくる自己防衛のためです。
リスがかみついたといってゲージを揺らしたりすると余計にリスが怖がり、なかなか人間になれるようにはならないでしょう。
すぐに慣れてくれることは少ないのでもどかしいですが、気長にリスとの信頼関係を築き、かわいいリスを見ながら癒されてください。