リスの病気はどんなものがあるのか、またリス特有の病気はあるのかどうかを調べてみました。
リスの病気
まず、赤ちゃんリスで多いのが肺炎です。
肺炎で亡くなる赤ちゃんリスは家に迎える前から風邪をひいていることが多いようです。
症状は、食欲低下や元気消沈、くしゃみ、鼻水、涙目などです。
大人のリスでも湿った環境などで肺炎になる可能性があります。
下痢も比較的多い病気です。
エサを溜める習性があるリスは腐っている食べ物を口にすることもありえます。
その他にも細菌やウイルスからくるものや寄生虫からくるものもありますし、ストレスから下痢をすることもあるようです。
日射病や熱中症は夏に多くみられる病気だと思いますが、直射日光が当たる場所に長時間放置していると体温の調節が出来なくなります。
症状は過呼吸や下痢や嘔吐を起こします。
すぐに体を冷やし病院へ連れて行きましょう。
自咬症は、強いストレスなどによってリスが自分自身を傷つけてしまう病気です。
予防法はリス自身に不快な思いをさせないようにすることで、まれに怪我をしてから自咬症を発症する子もいるようなので、けがにも気をつけるべきでしょう。
また、人間と同じように腫瘍もできることがあります。
これは病院で検査しないと悪性か良性かどうか判断はできませんが、出来るだけ毎日リスの身体を触って腫瘍がないかチェックすることが予防となるでしょう。
もしも、しこりがあればすぐに病院に行くべきです。
その他に人間に移る病気としてペスト菌、狂犬病、レプトスピラ症、野兎病などにも感染する恐れがあります。
リス特有の病気
不正咬合はリスだけではなく、げっ歯目特有の病気です。
げっ歯目の歯は生きている間、伸び続けます。
そのためかじり木などをかじって歯を削ることが必要なのですが、何らかの原因によって上下の歯が咬み合わなくなりことがあります。それが不正咬合です。
症状はエサを食べにくそうにしていたり、涙や涎が出ていたりします。
不正咬合だと思ったら病院に行き対処してもらいましょう。
尾抜けは、リスの尻尾はすぐに抜けるようにできています。
尻尾を抜かないように尻尾には触れない、またケージ内でも尻尾が挟まらないように工夫をして予防を心がけましょう。
まとめ
リスの様子がおかしかったらすぐに病院に連れて行くことが良いと思います。
常にケージを清潔に保ち安全で気温や湿度の管理もしっかり行い、病気を予防しましょう。
また、今回は詳しく調べませんでしたが人間に移る病気にもなる可能性が十分にあります。
なので、リスを触った後はしっかりと手を洗うことも必要です。