リスってどんなイメージですか?と聞かれると、可愛らしい、小さい、と言ったような可憐なイメージを持っている人が多いかとおもいます。
しかしそのイメージに反して実はものすごくダイナミックな身体能力を持っています。
ここではそんなリスの身体能力を見ていこうと思います。
リスの身体能力の秘密
リスは基本的に単独生活を行う動物です。
よって1頭だけで、自分よりも何倍も大きな天敵から身を守るために、実はリスの身体というのは大変たくましい作りになっています。
生まれた時は前肢も後肢もほっそりとしていますが、樹上で生活するようになり四肢がガッチリするようになります。
特に後肢は前肢と比べても大きく発達しておりそれが走る時の俊敏さや、ジャンプ力を生んでいます。
後肢の指は人間と同じ5本指になっていて、木から木へ飛び移る時にしっかりとこの指を利用して着地をします。
リスの驚異的身体能力の実態
リス公園や動物園でリスの姿を見たことがある人は地面のみならず、壁をさかさかと昇り降りするリスを見かけたことがあると思います。
凹凸のないまっさらな直角の壁を物凄い速さで登る事が出来るのだからすごい話です。
一時期、木の上でハヤブサに捕食されそうになってピンチになったリスが大ジャンプでハヤブサを躱すという動画がネットにアップロードされて話題になっていました。
実はリスは、1メートル位なら軽くジャンプできてしまいます。
これはものへ飛び移る時の横にもですが、縦にもなので驚きです。
リスの体長はおおよそ10センチ程なので1メートル飛ぶということは、身長150センチの人間で例えると15メートルジャンプをしなければならないということです。
それはビル5階の高さに相当するので驚異的です。
モモンガなどに備わっている飛膜も無しにここまでジャンプ出来るなんて、リスの身体能力の凄さが伺えます。
まとめ
今回は、リスの身体能力について見てきましたがいかがでしたでしょうか。
きっと今日からリスを見る目が少し変わるのではないかと思います。
あのモコモコとした可愛らしい毛で隠れているその下にはマッチョな肢が備わっているので可愛いところにばかり注目せずカッコイイリスの姿をにも注目してみてはいかがでしょうか?
きっとリスの魅力を更に見つけることができるでしょう。