可愛らしい姿が特徴的な「リス」ですが、日本には小さなリス以外にも大型リスなども生息していて、その種類は様々です。

特に動物の耳は良いとされていますが、リスの耳はどのような特徴があるのでしょうか。

日本に生息するリスの種類や耳についてお話ししていきましょう。

リス 水

日本で見られるリスの種類と耳について

シマリス・・良くイラストや映像で見かけるリスはこのシマリスです。

シマネズミとも呼ばれ、原産地はアジア東北部と北海道です。

北海道に生息するリスは「エゾシマリス」という種類ですが、このリスは一般での飼育が許されていないので、ペットショップにいるシマリスは「チュウゴクシマリス」という種類のものになります。

耳はとても小さいですが、聴力はとても良く特に高周波の音を敏感に聞き取ります。

木の下や地面でも生活するので、房毛もありません。

タイワンリス・・原産地は台湾、マレー半島、ミャンマーとアジア圏に生息するリスです。

照葉樹林に生息し、日本でも伊豆半島周辺などで、飼っていたリスが野生化したものが生息している事が報告され、外来種に指定されています。

耳は小さめで真っ直ぐ立っていません。体長はシマリスよりも大きく、体長20~26㎝です。

エゾリス・・北海道原産のキタリスの亜種になります。

夏と冬で毛が生え代わり、夏は背中が茶色、お腹が白い毛になり、顔の毛は灰色になります。

冬は背中がグレーの毛になり、特徴的なのは耳に4センチ程度の長い毛が生えます。

体長も22~27㎝で、しっぽも長めの為、他のリスよりもかなり大きなリスになります。

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ペットのリスの耳について

とても聴力の良いリスですが、ペットとして飼う時の注意点をお話しします。

傷がないかを確認する・・耳も小さいので、ケガをして切れていないかなどを確認します。

耳垢が溜まっていないか・・汚れがないか、耳垢が溜まっていないかなどを確認するようにしましょう。

耳をしきりに触ったり、搔いたりしていないか・・耳をしきりに触る事で、傷がついてしまったり、頻繁に搔いていると何か病気の可能性もありますので、良く行動を確認するようにしましょう。

気になる事は獣医などに相談するようにしましょう。

まとめ

日本に生息するリスもいくつかの種類があり、その種類によって耳の特徴も異なります。

またペットとして飼っているリスに関しては、きちんとケアを行う事も重要になります。

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