リスの尻尾が抜けるって聞いたことありませんか?
私はちらっと聞いたことがあった気がしました。
なので、本当かどうか調べることにしました。
リスの特徴
ハムスターやモルモットと同じ齧歯目の仲間で体長は約12㎝~15㎝程度で尻尾の長さが11㎝くらいです。
ほとんどのリスは昼行性で、樹上に住む種や地上で生活をするものもいます。
「リス」と呼ばれる多くの種はシマリスでペットとしても飼われている種類です。
シマリスは、頬袋を持ち秋になると食べ物を巣に溜め込み冬には冬眠をします。
尻尾が抜けるって本当か
結論から言えば本当です。
野生下だと敵に襲われた時に抜けるそうです。
飼育下でも尻尾を強くつかんだり、ケージの扉に挟まったり外で遊ばしていて何かに引っかかったりとちょっとしたことでも簡単に抜けてしまいます。
毛が抜けただけだ!と思っていても実際は尻尾が抜けています。
取れた尻尾は生えてくるの
取れてしまった尻尾はトカゲのように生えてくることはありません。
また、取れた傷口から細菌などの感染などがあり、尻尾が取れたことに対して命に別状はなくとも細菌感染での恐れがあるので気をつけた方が良いです。
取れた尻尾が生えてこないという事は、尻尾でバランス感覚を保っていたリスにとってはバランスが取りにくくなるという事でもあります。
まとめ
リスの尻尾はトカゲと同じように抜けることが分かりました。
野生では命を守るための一つの手段です。
しかし、トカゲのようには生えてきません。
それどころか細菌などに感染してしまい傷口の悪化を招くことになります。
飼育下では、そんなことがないようにしっかりと危険な場所を取り除きリスが安全に暮らせる場所を提供してあげるのが私たち飼い主の立場になる人間側の大きな一つの役目なのかもしれません。
子どもが触る場合は、大人の目の届くところで遊ぶなど尻尾に触れないようにする工夫も必要かと思います。
逃げ出したとしてもできるだけ尻尾に気をつけ持たないようにする、リスの尻尾を踏まないようにすることも重要になってきます。
万が一、尻尾が取れてしまった場合は傷口が化膿するといけないのでかかりつけの獣医さんに診てもらうことをお勧めします。
リスを飼育するときはあらかじめ近くの動物病院での小動物の診察、特にリスを見てもらえる病院なのかをしっかり確認しておくと心強いです。
もし近くになく少し遠くても病院は見つけている方が良いと私は思います。