リスを飼おうと思った場合、ケージや巣箱などの準備が必要になり、餌はもちろん、リスが飲むための水も欠かせません。
リスが一日に必要とする飲み水は5~10mlとされています。
でもどんな水を与えたらいいのでしょうか?
今回は、リスの飲み水について調べてみました。
リスの飲み水は水道水でいいの?
基本的には、水道水をそのまま与えても大丈夫です。
日本の水道水は軟水で、塩素も入っているため、腐りにくいという利点があります。
カルキ臭が気になるという場合は、一回煮沸させて、湯冷ましした水道水を与えると良いです。
浄水器で濾した水道水や、その水道水をさらに煮沸させたものは、カルキ抜きには効果がありますが、水が腐りやすくなる可能性があるため、毎日取り換えてあげるようにして下さい。
ミネラルウォーターでもいいの?
ミネラルウォーターは、地下水の原水を飲料水として使われているものです。
主なミネラル成分は、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウムなどの無機質なもので、体を維持するのに必要な成分です。
リスの飲み水として与える場合、ミネラルを過剰摂取すると、腎臓や膀胱、尿道に結石ができてしまう病気に罹る恐れがあります。
普段の食事から、ミネラルは十分に摂取できるので、飲み水としてミネラルウォーターを毎日与えるのは避けましょう。
ただし、硬度な水ほどミネラルが多く含まれている傾向があるため、水道水と同じ、軟水タイプなら大丈夫そうです。
どうやって飲み水を与えたらいいの?
ペットショップで売られているリスは、ボトル式の給水器に慣れているため、ボトル式の給水器を設置しましょう。
ペットショップにて簡単に手に入れることができます。
ボトル内の水の減り具合が一目で分かり、リスの体調管理のチェックもしやすいです。
床置きするタイプは、リスがひっくり返したり、フンなどが入ったりする事が考えられるため、オススメできません。
水が汚れていないかこまめにチェックして、常に新鮮な水が飲めるように毎日水を替えた方が良いでしょう。
特に夏の高温時は、水が傷みやすいため、1日に2回は交換した方が安心です。
まとめ
リスによっては、水の飲み過ぎが原因で下痢を起こすこともあるようです。
生野菜などから水分を補給することも出来るので、リスの状態を見ながらバランス調整をしましょう。
給水型のボトルは、給水口の破損や変形、詰まったりしやすいので、頻繁に点検した方がいいですね。
水を飲みたがっているのに、ボトル内の水が全然減って無い時は、すぐにチェックして下さい。
毎日のリスの体調管理もしっかりチェックして、リスがストレスなく、のびのびと動き回れる環境を作ってあげましょう!