リスが両手を使って上手に与えた餌を食べる姿はとっても可愛いですよね?

この姿を見るともっとたくさん美味しい餌を与えたくなります。

しかし突然餌を食べなくなることがあり、病気なのかと心配になります。

動物病院に連れて行く前に、餌にちょっと工夫をしたら食欲が戻るかもしれません。

理由や対処方法を紹介します。

リス 飼い方

餌の味が変わった 

市販の人口飼料のペレットを中心に与えているときに、値段やお店の入荷の都合で違うメーカーのペレットを買わないといけない場合があります。

違うメーカーのものをいきなり与えると味が変わるので、リスが拒否反応を示すことがあります。

もしも違うペレットに変えないといけないような時があれば、今まで食べていたペレットに少しずつ新しいものを混ぜて味に慣れさせてあげることが必要です。

数日かけてこの方法で慣れさせれば、完全に取り換えても違和感なく食べてくれます。

人口のものを食べない 

もともと野生で育っていたリスなので、人口飼料を受け付けない場合もあります。

口に合わない食べ物は、もう絶対に食べません

特にシマリスは偏食傾向があり、やや甘めの果物や木の実を好みます

こういう場合はペレットを無理に与えるのは止めて、芋類やトウモロコシ・果物などを中心に小さくカットして与えると食べてくれます。

調理方法が違う 

大きすぎる果物などは食べようとしない場合があります

果物やお芋はリスが持てるくらいの大きさにカットします。

枝豆や大豆はゆでて加熱しなければいけません

逆にトウモロコシは生のものを喜んで食べます。

トウモロコシは短くして、半分~1/4に縦にカットして置いておくと食べられます。

また、生のお芋を食べない場合は電子レンジなどで加熱して、良く冷ましてから与えると喜んで食べる場合があります。

それぞれのリスの好みに合わせた調理方法が必要です。

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季節に合わせた食べ物を 

野生のリスは季節によって選ぶ餌が違います。

ペットのリスも季節に合わせた餌を、自然に選ぶ傾向があります。

春:繁殖シーズンです。メスのリスはたんぱく質が豊富な幼虫や卵を好みます。

夏:木の実が豊富に実るこの季節は、生のトウモロコシや果物・虫を好みます。夏はペットショップに売っている餌用の虫の缶詰でも食べられます。

秋:冬に備えて脂肪分の多いどんぐり・松の実・クルミなどを食べます。拾ってきたりペットショップで買うこともできます。どんぐりに幼虫が入っているのを時々見ますが、これもリスにとっては貴重な栄養源になりますのでそのまま与えます。

冬:秋に蓄えておいたどんぐりやクルミなど、木の実を食べます。

まとめ 

もともと野生で育っていたリスはペットとして飼われても本能的に季節に合わせた行動をとるので、食べるものも変わります。

人口飼料もリスの好みに合わせて作られていますが、それでも受け付けない場合があります。

そしてそれぞれのリスの好みを把握し、大きさや硬さを工夫して与える必要があります。

リスの行動に合わせて朝早くに餌を与えたら、1日かけて遊びの合間に食べてくれるでしょう。

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