リスをペットとして飼育されている方はどのような環境で飼育されていますか?

ゲージの中で勝っている人、狭い空間ではかわいそうだからなるべく自然な環境でと考えて庭に放し飼いをしている人もいるかもしれません。

しかし、今回は庭での放し飼いではこんな危険がある!ということを理解いただくとともに、なるべく室内での飼育が望ましいことについて書いていきたいと思います。

リス 飼い方

リスを庭で放し飼いをするには常に危険と隣り合わせ

リスは元々木の上、つまり自然の中で生活をしている動物です。

ですので庭に気がある方などはっ狭いゲージに入れて飼育するよりも広々とした屋外での飼育の方がリスにとってもストレスにならなくていいだろうという考えで飼育に至っていると思います。

しかし、リスを外で放し飼いをする場合、「脱走」「他動物からの攻撃」「環境に耐えられないために亡くなってしまう」等の危険があります

確かに自然の生き物であるリスを屋外で放し飼いにすることによってストレスをなくしてあげるのは良い事ではありますが、もし脱走して他人を傷つけてしまった場合リスは爪も鋭くとても素早い動物ですのでかなりの危険があります。

また外の世界には猫やカラスなどの動物がせっかくかわいがってきたリスを攻撃し、最悪亡くなってしまう事もあります。

自分がかわいがってきたペットが亡くなってしまった時とても悲しい思いをすると思います。

他動物による攻撃のみならず、夏の暑さ、冬の寒さにペットとして飼われてきたリスが対応できるかといわれると私は出来ないと考えます。

人間の手によって育てられてきた動物はたとえ自然界で生活するべき動物であっても自然で生活をすることは不可能に近いです

これは本来の狩猟本能や環境適応能力の問題で、人間に育てられていれば食べ物は自然に用意してもらえる、寒さ、暑さは人間が調節してくれている為リスが自分でそれらを行うことは必然的にできなくなってしまうのです。

スポンサードリンク

まとめ

以上の理由により、不可能とは言い切れませんが庭での放し飼いはとても危険なため難しいと思います。

庭に空調装置を取り付けた大きなゲージを置くことであれば疑似的に放し飼いのような環境を作ることはできます。

また、暑さ、寒さ、雨や日差しなどを避ける場所、他動物からの攻撃を受けない場所に設置するなど庭で飼育するにあたっては様々な課題があります。

以上のことを踏まえて屋外飼育に臨んでください。

スポンサードリンク