皆さんは、生まれたてのリスの赤ちゃんを見たことがありますか?
リスといえば、ふさふさの尻尾と背中の模様、愛くるしい丸い目が印象的ですが、生まれたての赤ちゃんはどのような姿形をしているのでしょうか。
今回は、リスの赤ちゃんについて紹介いたします。
リスの出産から成長について
リスのお母さんは、通常、一度に3~6匹の赤ちゃんを産みます。
生まれたてのリスの赤ちゃんは、お母さんリスに守られ、母乳で育てられます。
生まれたばかりの頃は毛も生えておらず、ピンク色で、目も開いていません。
3.5cmぐらいの、とても小さな弱々しい存在です。
30日後ぐらいにようやく目が開き、60日間程で親から離れ巣立ちのときを迎えます。
里子に出すにはこの時期が適切です。
赤ちゃんリスを飼うには
リスは赤ちゃんの頃から飼った方が懐きやすく、手乗りにしやすいです。
リスの赤ちゃんを手に入れる方法は、人から譲り受けるか、またはペットショップで購入するといった方法がありますが、リスは春先に子どもを産むことが多いので、3月以降の入手がおすすめです。
ペットショップで購入する場合は、予約しておくと良いかもしれません。
価格は5千円~1万円と、お店によって様々です。
生後間もない生まれたての赤ちゃんリスには、数時間おきにミルクを与えなければならず、まめにお世話ができる環境でなければ飼うことができません。
仕事などで常に家にいることができない場合は、赤ちゃんリスを飼うことは残念ながら不可能です。
生後60日間程の、離乳済みのリスを飼うと良いでしょう。
また、生まれたての赤ちゃんリスは、とても体が弱いため、寒さに弱く風邪をひきやすいなど、お世話が大変といった面もあります。
赤ちゃんリスにとってはちょっとした風邪が、命に関わることもあるので注意が必要です。
事前に、リスを診察してくれる動物病院を探しておくと良いでしょう。
3月~4月頃に赤ちゃんリスを家に迎える場合は、ペット用のヒーターを用意してあげましょう。
人間にとっては少しの寒さでも、赤ちゃんリスには命取りとなる場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?
リスの赤ちゃんをペットとして迎える際には、愛情をもって根気強くお世話をしてあげなければなりません。
大変なことですが、きっと良い経験となることでしょう。