突然ですが、リスってとっても可愛いですよね。
日本だと都内や人の多く住む地域ではなかなか見ることはできませんが本来、野生のリスは公園で走り回っていたり私たちの住む地域にも生息していたのです。
そんなリスですが、いまでもイギリスでは公園や都心でも多く見かけることができます。
しかもその数が多すぎて駆除や保護がされてしまっているほどらしいのです。
そんなリスですが、イギリスではとっても人気な小動物の一種類として大切に守られています。
そこで今回は、イギリスに生息するリスについてすこしご紹介します。
これからイギリスに行かれる方やもっとリスの事を知りたい!という方にぜひ読んでいただければと思います。
イギリス ロンドンに住むリスの種類!
ロンドンには本当にたくさんのリス達が生活しています。
それは誰もがその姿を簡単に見つけられるほど多いのです。
そんなロンドンに住むリスの種類は大きく分けてキタリスとハイイロリスの2種類です。
まずキタリスですが外見は赤茶色で尻尾がふわふわとしているのが特長です。
イギリスにはとても多く生息していましたが実際のところ、現在ではその数が激減しているといいます。
その理由は、ハイイロリスの増加が原因と言われています。
ハイイロリスはキタリスの天敵と言われており元々は外来種だったのにもかかわらずイギリスに住み着き、キタリスよりも強い繁殖能力を持っているハイイロリスが現在は大半を占めてしまっているのが現状です。
1950年以降、イギリス国内ではキタリスの生息数が減少しておりかつては350万匹いたものも、現在では13万匹しかいないという事です。
一方、天敵であるハイイロリスは19世紀頃にアメリカから持ち込まれじわじわと繁殖していきました。
1960年代にはアングルシー島に渡り、その地では在来種のキタリスの生息地をを乗っ取り、40匹までになってしまい、消滅直前だったのです。
繁殖能力が高いという理由もありますが、ハイイロリスは特有の伝染病を持っておりこの伝染病をうつされたキタリスは消滅してしまうとも言われています。
まとめ
このように昔からイギリスには2種類のリスが存在しており、今もなおその繁殖争いは続いているのです。
それは野生的でありますが、元々は人類が持ち込み1種類でよかった場所に2種類が共存してしまう環境を作ってしまったのです。
これからこの2種類の数はどのように変化するのでしょうか?とても気になる事であります。