生まれたてのリスは体重約3ｇと、とても小さく軽いです。
動きも可愛いのでペットとして飼育されている方も少なくはありません。
しかしながら飼育の際には子どものリスは大人と同じ餌は与えられませんので、エサの管理、体調管理などが重要になってきます。
今回はリスの子供にはどのような餌を与えるべきなのか、注意する事などを含めてお話ししていきます。
飼育の際の子供のリスの餌
母親リスがいる場合には、1か月程度は母親の母乳で育てられます。
その後は大人のリスと同じような餌を食べられるようになります。
飼育しているリスの場合には一般的に小動物用のミルクを与えます。
ペットショップなどに顆粒の小動物用のミルクが販売されていますので、それを水に溶かして1日4～5回、スポイトやフードポンプなどで与えます。
ミルクに動物用のクッキーなどをふやかした物を与えてあげたりする事で、嗜好性が高くなり、食欲低下を防ぐ事も出来ます。
離乳が始まると、ピーナッツや果物などを少しずつ与えるようにしましょう。
子供の頃の飼育の注意点
子供の頃は与える餌に注意する事はもちろんの事、飼育環境にも十分な配慮が必要です。
まず大人のゲージは子供の頃は使わずに、プラスチックのケースや小さめの水槽などで育てるようにしましょう。子供の頃は飼育環境の温度も重要になってきます。
だいたい28度の環境で飼育するのが良いので、寒い場合には動物飼育用のヒーターを使用するようにしましょう。
また飼育している水槽などが汚れた場合には掃除するようにし、フンや尿の状態も良く確認するようにします。
フンや尿が健康のバロメーターになるからです。
また体重の確認も出来るだけこまめに行うと、きちんと成長しているかの確認も出来ます。
まとめ
リスが子供の頃には餌や飼育環境に注意が必要です。
飼育の場合の周りの環境の変化に戸惑いを感じる事もありますので、長時間遊ばせたりする事はせずに慣れるまでそっとしておく事も重要です。
