リスとハムスターの違いとは何かについて調べました。
リスとハムスターの違いについて
リスとハムスターはどこが違うのでしょうか。
リスとハムスターは分類上、げっ歯類という同じ種類に属している仲間なのです。
げっ歯類とは、一生伸び続ける上下2本ずつの前歯(門歯)を持つ哺乳類のことです。
門歯は絶えず伸び続けるので、常に物をかじって長さを調節します。
門歯の他に犬歯はなく、平らな臼歯が揃っています。
哺乳類では最も種類が多く、リス・ネズミ・ヤマアラシの3亜種に大別され、約1600種類がニュージーランドと南極大陸を除く世界各地に分布しています。
ネズミ亜目の中のネズミ亜科のキネズミ亜科というところにハムスターは属しています。
習性の違いでは、リスは昼行性で朝早くから夕陽が沈むまで活発に行動します。
対するハムスターは夜行性で、昼間は基本的に眠っていることが多いです。
また、ハムスターはペット化されている動物のため、種類によっても異なりますが比較的、人間になつきやすいと言われています。
スキンシップもなつけば容易にできるので人気が高いペットです。
一方で、リスはまだ野生を残した部分が多い動物です。
なつく種類もありますが、一概になつくとは言えないのがリスです。
つまり、なつくリスもいれば、全くなつかないリスもいるということです。
リスに関していえば、手からエサを取るようになったらなついたと言えるかもしれません。
ペットとして飼う場合、ハムスターの方が人気のある大衆向けペットとして扱われているので値段もリスと比べると安く、大体1000~2000円前後で売られています。
小さなハムスターほど安く、ゴールデンハムスターは割高になる傾向があります。
一方、リスは以前3000円程度で買えましたが、危険外来生物に指定されてからは入荷数が激減し、値段も一気に上昇してしまいました。
現在は7000~8000円ほどで買うことができるようです。
まとめ
リスとハムスターは分類上は同じげっ歯類という種類に分類される仲間だということが分かりました。
ハムスターの方が人馴れしており、リスは比較的野生に近い動物であるということも分かりました。