リスとハムスターを一緒に飼う場合の飼い方、注意点について調べました。
リスとハムスターの飼い方について
リスとハムスターはどちらもペットとして人気がある動物です。
この2匹は外見も似ていますが、分類上においてもどちらもげっ歯類という同じ分類に属している仲間なのです。
そこで、どちらも一緒にペットとして飼うことができるのかどうか、生態や習性に注目して調べました。
まず、リスとハムスターは行動時間が違います。
リスは昼行性のため、朝から夕陽が沈むまで活発に活動します。
一方、ハムスターは夜行性のため、夕日が沈んでから活発に活動をし始めるので、同じゲージで飼ってしまうとお互いの行動時間が違うため喧嘩やストレスの元になってしまうでしょう。
また、ハムスターは集団で生活する習性があるため多頭飼いもできますが、リスは基本的に単独行動をする動物です。
リスは縄張り意識が強いため、自分の縄張り内に見知らぬ動物がいた場合、喧嘩の元となってしまいます。
ひどい場合は、怪我では済まないほどの喧嘩に発展してしまう場合もあるので絶対にしない方が良いでしょう。
したがって、リスを飼う場合は例え2匹以上飼う場合でもそれぞれにゲージを用意してあげるのが最も良い方法です。
リスやハムスターなどの小動物は、ストレスを感じていても注意深く見てあげないとほとんど変化がないので気づくことができません。
そのため、大丈夫だと思ってそのままにしてしまうと、リスやハムスターが過度のストレスにより病気や、早く亡くなってしまう可能性があります。
特にリスは、においにも敏感で巣穴は必ず自分のにおいのついたおがくずなどで満たしています。
そのため他の動物のにおいを感じた時点で非常にストレスとなってしまうので、他のゲージで飼っていたとしても同じ部屋で飼うのはおすすめできません。
まとめ
リスとハムスターは似ている動物ですが、性格や行動習慣がかなり違うため、一緒に飼うのはほとんど無理だということが分かりました。
もしも一緒に飼う場合は、必ずゲージを分けてそれぞれで飼育し、なるべく部屋も分けて飼ってあげるのがお互いにとって最小のストレスとなることが分かりました。