リスはげっ歯類(ネズミやモルモットなどと同類)にあたりますが、知能はどれくらいのものなのでしょうか。
今回はげっ歯類の動物と共に、リスの知能がとれくらいなのかをお話ししていきましょう。
ペットのリスは飼い主を覚えてくれるのか
ペットとしてリスを飼う場合にはまず「飼い主になついてくれるのか」が重要になってきます。
リスはげっ歯類である事をお話ししましたが、げっ歯類相当の知能を持っていますので、飼い主を見分けられる程度の知能はあります。
嗅覚や聴覚、視覚がリスは優れていると言われていますので、遠くからでも見慣れている飼い主や他人の区別は付ける事が可能です。
その人の匂いなどでも見分ける事が出来るでしょう。
とても慣れたリスであれば、飼い主の声を聞き取って寄ってくるというケースもあるようです。
子リスの頃から飼っていれば、十分になつく事もあるようですので、小さい頃から飼う方が飼い主との仲は深まるようです。
トイレの場所などしつけは出来るのか
リスは犬や猫などのように、トイレの場所などを覚えてしつけが出来るのかという点ですが、実は小柄で可愛い反面、リスは非常に野性味の強い動物です。
特に大人のリスなどは単独で行動する生き物であり、好奇心旺盛な一面を持ちつつ、臆病な生き物でもあります。非常に警戒心も強いので、しつけを行うのは難しいです。
ただ飼い主を「餌を与えてくれる安全なもの」と認識出来れば、寄ってくる事が出来るようです。
犬や猫のようにしつけを行う事は難しく、親密なコミュニケーションを取る程の知能は持ち合わせていない事が分かります。
他のげっ歯類で知能の高い動物とは
他のげっ歯類で知能が高い動物と言えば、「モルモット、チンチラ、テグー」というげっ歯類です。
これらの動物はネズミやリスよりも体も大きい分、知能も感情表現も豊かなのが特徴と言われています。
まとめ
リスは小柄で可愛い為、ペットとしても人気がありますが、しつけを行って色々な事を覚えてくれる程の知能はないので、飼い主の存在をまずは「安心出来る存在」と認識させる事が重要です。